ヤマビコブログ

雑多にいろいろ

ハリネズミ

札幌に移り住んでからというもの、早三週間になろうとしている。いろんなグルメ、カフェ、バーのスポットを増やしていこうと、積極的に札幌近辺のカフェを回ってみている。

 

f:id:yamabianco:20170128010535j:plain

 

札幌はこだわりのあるお店が多い印象。今回訪れたハリネズミ珈琲店は旭川家具を基調とした北欧風の印象が強いお店。水色で統一したやさしーい雰囲気の中にゆったりした音楽が流れる。窓の外すぐそばに、札幌の東西に伸びる大動脈である大通りがあるとは思えない空間である。

 

f:id:yamabianco:20170128010847j:plain

 

ところで、私だけだとは思うが、ここ数年のうちに「ハリネズミ」を冠したネーミングを至るところで見る。私だけだとは思う。

 

ハリネズミってなんなのか、存在は知っているけど彼らの中身を私はを全く知らない。そこでハリネズミとはなんなのか調べてみた。

 

ハリネズミとはハリネズミ目ハリネズミ科ハリネズミ亜科という哺乳類の総称らしい。要するにハリネズミ以外の何者でもないということである。だけど、ハリネズミを広いくくりで見てみると彼らには針がないタイプの方が多いらしい。

日本ではとても可愛らしい存在というイメージが浸透しているにもかかわらず、英語では生垣のブタという。イギリスでは生垣の下などに生息していることが多く、日本語の場合はネズミに近い存在と思われてるけども、欧米ではどちらかというとモグラに近い生物という認識みたい。日本と欧米ではイメージが全然違うということは多々あるが、ヨーロッパでは「幸運のシンボル」となっているらしい。

 

ハリネズミの名前の由来となっている針は、体毛が硬くなったもので、身体を保護する役割があるのだという。その針はもちろん立っている状態だと触ると痛いそう。そりゃ身体を守るためにあるのに痛くないと意味ないもんね。

 

そんな触ると痛いハリネズミ、実は昔は食用の肉として知られていた。リウマチ、関節炎、結核、インポテンツまで治してしまう万能薬として流通していた地域もある。ロマでは現在もボイルやローストみたいな形で食用されている。

 

ハリネズミは飼育できる。ハリネズミ自体は1〜4万円程度で販売され、平均寿命は3〜5年。ショップにはハリネズミフードなるものもちゃんと売られている。

 

人間からは想像できないほどの臆病者らしく、懐くというよりは慣れるという感覚だそう。なので、しっかりとハリネズミの考えを受け入れて、コミュニケーションを深めていくことが大事。